今回は、弊社が運営するSDGs・エシカル情報発信メディア「kanatta library」から以下の記事についてご紹介です。
ワンヘルスで守ろう、私の大切なもの
https://kanatta-library.jp/post-17881/
ワンヘルスという言葉をご存じでしょうか。
「ワンヘルス」とは、「人」「動物」「生態系(自然)」の健康をひとつと捉え、それぞれがバランスよく健全にあるべきという考え方です。
人が健康であるためには、感染症の発生原因となる自然破壊を止めて、人や動物が生きている生態系を健全に保つ必要があるという視点です。
kanatta libraryは、WWFによる「#ワンヘルスで守ろう、私の大切なもの。」という取り組みに賛同し、できるだけ多くの方にこのキャンペーンについて知ってもらいたいと思っています。
参考:#ワンヘルスで守ろう、私の大切なもの(https://onehealth.wwf.or.jp/)
WWFとは、世界自然保護基金(World Wide Fund for Nature)のことであり、自然環境保護を行っている国際NGO団体です。「人類が自然と調和して生きられる未来」を理想とし、自然の中に人間が存在するという自然観を取り入れながら様々な問題に取り組まれています。
参考:WWFジャパン(https://www.wwf.or.jp/)
「ワンヘルス共同宣言」の1項目目には、以下のように記されています。
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動物由来の感染症は年々増加傾向にあるが、その背景には「森林破壊」や「不適切な野生生物の取引」などが大きく関係している。こ れらの問題を解決していかないと、今後も新型コロナウイルス感染症に限らず、未知のパンデミックが発生する恐れがある。
出典:https://www.wwf.or.jp/file/20210122_wildlife01.pdf
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これはつまり、今後、新型コロナウイルスのようなパンデミックはまた起こる可能性が十分にあるということです。
そんな現状を一人でも多くの人に知ってもらうため、WWFでは保健、家畜、環境分野の専門家が集まってワンヘルスという考え方について様々な情報を発信するシンポジウムを2021年2月13日に開催します。オンラインでの開催になるので、ぜひ興味のある方は参加してみてはいかがでしょうか。
【オンライン開催】人と動物、生態系の健康はひとつ ワンヘルスシンポジウム ~ポストコロナ時代の感染症と生物多様性 保全~
https://www.wwf.or.jp/event/organize/4539.html
ぜひ、一緒にワンヘルスについて理解を深め、私たちの大切なものを守りましょう。
株式会社Kanattaは、今後もさまざまな方面からSDGsや地球環境の改善に貢献してまいります。